ヘビロテ躁鬱女
 黙ってハンドルを掴み、自転車を立てる。


コンクリートで傷が多少ついてしまったが、壊れていない。


ほっと、安心をした。


「お前なにしてんの? 俺の自転車に勝手に触るな!」


折角立てた自転車が、タイヤに一発蹴りが入り、私と自転車は一緒にコンクリートに叩きつけられた。


「……いたっ」
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