ヘビロテ躁鬱女
 カラオケルームに1人で先に戻ると愛子は席を移動し、輝と鉄平に挟まれていた。


和歌子は奥へつめ、店長の隣で楽しそうに会話をしている。


――せ、席が変わっている! 横溝の隣じゃない。


助かった……私に気を使ってくれたのかな? 本当は良い人なのかも。


「和歌子、なんの話をしているの?」


ワイングラスを奪い、隣に座った。


「店長の嫁さんの話。今度一緒に、休みの日に来るかもって!」


「そうなんだぁ~関田店長のお嫁さん、楽しみ! 可愛いんだろうなぁ」


「うちのは駄目駄目! 太っているから驚くなよ? それよりも新庄の彼女の方が凄いよなぁ……この前、店に連れて来たんだよ。Gカップぐらいあるだろう? あれ」


それは初耳。
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