【完】結婚からはじまる恋《2》
自分自身でストレスを溜め込んで病の完治を難しくしてるのかもしれないけど。



性格はなかなか直せない。



「こんばんわ」



恋華さんはGパンに深く帽子を被り少年のような服装でやって来た。


さすがは芸能人。

マスコミ対策の変装はバッチリ。



「いらっしゃい」



優也さんも玄関先で恋華さんを迎える。



「優…也?」



帽子を脱いで手櫛で髪を整える恋華さん。


優也さんを見る瞳には涙が溢れる。



「来て…いきなり泣くなよ…」



私は気を利かせて、リビングに引っ込んだ。


< 168 / 213 >

この作品をシェア

pagetop