【完】結婚からはじまる恋《2》
私にとって朗報だった。


今まで服用していた薬の量が減った。



私は仕事中でメールするのは不謹慎だと思ってたけど、黙っていられず頼のスマホにメールを送信。




「よかったね…」




「はい」



帝さんの運転で自宅マンションに向かう。



嬉しすぎて私の口許は綻んでばかり。




私は僅かな光明に大きな喜びを心の奥底から湧き上がらせる。



< 177 / 213 >

この作品をシェア

pagetop