無力な僕らの世界と終わりのレビュー一覧

平均評価星数 ★★★★★ 5.0
★★★★★
2015/01/05 05:48
投稿者: 紫鶴 さん
世界を、終わらせる

レビューを書くのが、こんなにも難しい作品は初めて。これを読んだ時、ものすごい衝撃で、殴られたような気がしました。読み進めるのがとてもしんどかったけど、読み終えたいって切望して。 世の中に溢れかえっている理不尽を、すごく生々しく描き出している。主人公のひよりが恋する美少年 瑠樹亜や、F組の儚い系美人の美山さんを囲む、理不尽。それ以外にも、いっぱい作品の中に、理不尽が溢れていて。口内が、苦々しい思いでした。ウチの家族は幸せだなって感じた私は、ひよりみたいに、共犯者になんてなれっこない。興味半分の傍観者でしかないんだろうなって、思いました。 仄暗くて、ストレート。そんな印象。文章は淡々としてて、時には面白くて、ひよりの一人称で語られた作品だから、読み終えられたのかも。 そんなこんなで文字制限。残りは感想ノートにて投下します。 読む人を選ぶ作品だけど、ぜひ、読んでみてほしいなぁ、と思います。

レビューを書くのが、こんなにも難しい作品は初めて。これを読んだ時、ものすごい衝撃で、殴られたような気がしました。読み進めるのがとてもしんどかったけど、読み終えたいって切望して。
世の中に溢れかえっている理不尽を、すごく生々しく描き出している。主人公のひよりが恋する美少年 瑠樹亜や、F組の儚い系美人の美山さんを囲む、理不尽。それ以外にも、いっぱい作品の中に、理不尽が溢れていて。口内が、苦々しい思いでした。ウチの家族は幸せだなって感じた私は、ひよりみたいに、共犯者になんてなれっこない。興味半分の傍観者でしかないんだろうなって、思いました。

仄暗くて、ストレート。そんな印象。文章は淡々としてて、時には面白くて、ひよりの一人称で語られた作品だから、読み終えられたのかも。

そんなこんなで文字制限。残りは感想ノートにて投下します。

読む人を選ぶ作品だけど、ぜひ、読んでみてほしいなぁ、と思います。

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★★★★★
2014/09/08 10:15
投稿者: 櫻いいよ さん
この汚く残酷な世界と決別を

キレイな顔で、冷たい態度。 どこか影を感じる彼を見て不毛だと感じながらも恋に堕ちた。 そんな彼に、彼女ができたと聞いて、その恋の深さを知った。 それをきっかけに、一歩を踏み出した主人公。 近づくたびに、彼の闇を知る。 彼に近づいて、彼女の笑顔の意味を知る。 彼と彼女は、主人公と別世界で生きているのかと思うほど、汚く残酷な世界だった。 主人公の真っ直ぐな、素直な思い。それと対極のふたり。 読んでいてとてもそわそわし、ページを捲る手が止められなかった。 世界は時に残酷で、それは真実で、それと同時に、温かい世界も存在する。 確かに彼らは無力だった。だからこそ、終わりを求める、それに縋る。 幼い彼らの、必死の日々と思い。 読んでいて胸がキリキリと痛みました。 彼らの未来に暖かな人が必ずいる。そう、願います。

キレイな顔で、冷たい態度。
どこか影を感じる彼を見て不毛だと感じながらも恋に堕ちた。
そんな彼に、彼女ができたと聞いて、その恋の深さを知った。
それをきっかけに、一歩を踏み出した主人公。

近づくたびに、彼の闇を知る。
彼に近づいて、彼女の笑顔の意味を知る。
彼と彼女は、主人公と別世界で生きているのかと思うほど、汚く残酷な世界だった。

主人公の真っ直ぐな、素直な思い。それと対極のふたり。
読んでいてとてもそわそわし、ページを捲る手が止められなかった。

世界は時に残酷で、それは真実で、それと同時に、温かい世界も存在する。
確かに彼らは無力だった。だからこそ、終わりを求める、それに縋る。

幼い彼らの、必死の日々と思い。
読んでいて胸がキリキリと痛みました。
彼らの未来に暖かな人が必ずいる。そう、願います。

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★★★★★
2014/09/08 08:33
投稿者: かな さん
殴られるような、引きずり回されるような

普通高校生のひよは、同じクラスの綺麗な男の子、瑠樹亜のことが気になる。綺麗っていうか群れなくて、愛想をしなくて、失礼で、媚びなくて。気になるっていうか、もう超絶好きで。けれど、彼が抱えているものは、世界を終わらせたいと願うほど、大きなものでーー こんなに強く惹きつけられて、掴まれて、放してくれないお話に、久しぶりに出会いました。多大な筆力をお持ちの作者さんですが、練られた構成の中に散りばめられた、短く切られ、飾られず、感情をストレートに描いた言葉が、すごい勢いをもって胸に突き刺さる。読んでいる最中、動けなかった。ひたすらページをめくっていました。物語の引力を存分に味わえました。 痛みはあるかもしれないけれど、躊躇せず是非読んでほしい。最後に辿り着いてほしい。私は、このお話と世界が凄く凄く好き。この文章に何度でも心をぶつ切られたくなるし、何度でも救われに来たいと思う。

普通高校生のひよは、同じクラスの綺麗な男の子、瑠樹亜のことが気になる。綺麗っていうか群れなくて、愛想をしなくて、失礼で、媚びなくて。気になるっていうか、もう超絶好きで。けれど、彼が抱えているものは、世界を終わらせたいと願うほど、大きなものでーー

こんなに強く惹きつけられて、掴まれて、放してくれないお話に、久しぶりに出会いました。多大な筆力をお持ちの作者さんですが、練られた構成の中に散りばめられた、短く切られ、飾られず、感情をストレートに描いた言葉が、すごい勢いをもって胸に突き刺さる。読んでいる最中、動けなかった。ひたすらページをめくっていました。物語の引力を存分に味わえました。

痛みはあるかもしれないけれど、躊躇せず是非読んでほしい。最後に辿り着いてほしい。私は、このお話と世界が凄く凄く好き。この文章に何度でも心をぶつ切られたくなるし、何度でも救われに来たいと思う。

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