ずっと好きだと言えなかった
あゆみちゃんが後ろに手をふる。
わたしは振り返る事が出来ず茫然と立ち尽くした。
誰かの足音が聞こえた。
この走る音とこのシチェーションにデジャヴを覚えた。
いや、彼なわけがない、
そんな筈はない。
と何の根拠もなく否定する。
焦りが頭の大半を締めていた。
―――しかしその片隅には僅かな期待もあった。
わたしは振り返る事が出来ず茫然と立ち尽くした。
誰かの足音が聞こえた。
この走る音とこのシチェーションにデジャヴを覚えた。
いや、彼なわけがない、
そんな筈はない。
と何の根拠もなく否定する。
焦りが頭の大半を締めていた。
―――しかしその片隅には僅かな期待もあった。