本当の好きを教えてあげる〜番外編完結〜
本当の好きを教えてあげる

俺を選んで

「落ち着いた?」




「はい。すいませんでした」




「遅くなってごめん。なかなか戻ってこないから心配してたんだけどまさかこんなところに閉じ込められてるなんて思わなくて。これカバン」




先輩から体を離すとカバンを渡された。持って来てくれたんだ。


あっ、彼から連絡が来てるかもしれない。携帯、机の中のポーチの中だ。
< 45 / 470 >

この作品をシェア

pagetop