私はヴァンパイア
「黒木くん、桜さん知らない？」

ローズの人間の友達みうが走ってきた。

「いないのか？」

「そう、友達は外に入ったって言ってたけど、外にいないから」

ローズのことをかなり心配しているようだ。

「みう！」

後ろにローズが立っていた。

「桜さん！どこ行ってたの？」

みうとローズは自分達の部屋に入って行った。

「どこ行ったんだ、ローズ」


あれは本当のローズではない、純血種のハヴァンパイアは自分の分身を作ることが出来る、ローズはコウモ。

その分身をいろんな形に変えたり、誤ったり出来る。

あのローズは分身で作ったものだ。

龍は少しの間がんがえ込んで居た。

そこへ一匹のコウモリが飛んで来た。

そのコウモリを腕に止まらせると

「ｷ-ｷ-ｷﾞｷ-」

コウモリの伝言を聞くと外にむかって走り出した。

あのコウモリはローズのコウモリではなくローズと龍が入団している、簡単に言えば人間に危害を加えるヴァンパイアをしまつするヴァンパイアの小さな集団。

そこからの伝言だった。
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表紙・目次

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