私はヴァンパイア
大事にしたく無い

零にやられるのは何かヤダ

「自分でやるか」

溜め息を付きベッドに座る

刀が刺さっている部分に指を埋めて行く

「…てっ……」

出血するとまた龍に世話になる

少しなら薬で抑えられるが、

クソ

なかなか刀が見つからない

やっと指先が刀のはじに当たる頃には指の第二関節まで埋まった時だった

激しい痛みに耐え、出血を最小限にするため素早く確実に、刀の幅、5センチ指を下に下ろす

「…つっ……」

親指と人差し指を傷口に入れ刀を取り出す

傷口からはグチュリと音がする

「…は……あっ…」

出て来たのは7センチほどの刀の先だった

< 39 / 60 >

この作品をシェア

pagetop