私はヴァンパイア
「アレがぶっ刺さってた」

理解出来てるか?

「申し訳ありませんでした」

零は片膝をつき頭を下げた

「別に良いよ」

零は申し訳なさそうに手当を始めた




零は5分で役目を終えた

「血液錠剤を持って来い」

零は再び溜め息を付き奥の部屋に行った

痛い

脇腹が

「はい、どうぞ。俺は龍とみうさん呼んで来ますね」

ザラっと10センチほどの正方形をしたスライド式の薬ケースを投げた

私はいつもの様に蓋を開けそのままひっくり返して飲もうとしたが、気が進まなかった

何だ?

龍の血のせえか

身体が熱くなるのが自分でも分かった
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