道なき恋
「お疲れさまぁ〜

仕事が終わったので、
不動産屋さんに行って来ます。

1人で…大丈夫かな?
不安ですわ」

仕事が終わっていて、璃子からのメールを待っていた

「お疲れさまです。

これから不動産屋さんに行くんだね。
気を付けて行ってね。

1人で大丈夫?
何なら付き合おうか?」

すかさず、璃子に返信をした。

璃子もすぐに返信して来た。

「出来れば、

一緒に行って欲しいけど…
遠いから無理でしょう?

1人で行って来ます…よ」

璃子にこう返信をした。

「なら、駐輪場に来て見て…」

2〜3分で、璃子が、現れた。

「まーくん?、え?、え?、何で?」

辺りを気にしては居たが、嬉しそうに微笑んで、喜んでくれた。

「心配だったので、つい来ちゃったよ」

実は、仕事を早めに切り上げて、璃子の仕事場の近くの喫茶店で、待って居たのだ。

「ありがとう…嬉しいよ…」

恥ずかしいのを隠すかの様に、
少しうつ向きながら、言った。

仕事場の人に見つかる前に私達は、
急いで駐輪場を後にした。

不動産屋さんまでは、
歩くと20分はかかるが、
2人でいると気にはならなかったし、
何よりも2人一緒だと幸せな気持ちになれる。

私達は、年甲斐も無く手を繋いで歩いていた。

本当に幸せな時間だ。
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