悪魔の彼


「私、本当に踊れないのよ?大丈夫なの?」



会場へと向かう廊下は赤い絨毯がしいてある。


フロウもイアもタキシードに見をつつんでいる。



「いいよ。踊らないで見ていてくれればね。」


ひどい言いようだ……



自分からさそっておいて突っ立っていろって、あまりにもひどい。


きっと二人は踊れるんだろう。














とうとう扉の前にきてしまった………









< 100 / 400 >

この作品をシェア

pagetop