悪魔の彼





私が次に彼女の家の天井をぼーっと見たのは、翌朝のことだった。



あのまま泣きつかれてフランテの腕のなかで眠ってしまったらしい。






早く起きあがらなければと思い、身を起こすと……













ダァァンッ!



ガシャン!



ガラガラ!














……………











手をついた場所がいけなかった。




伸びをしたあとに手を置いて体を支えようとしたのだが、そこには何もなかったのだ。






「い゛だい゛………。」





「おいおい……」




大きな音を聞き付けてか、目の前にはフロウが立っていた。



頭から落ちた私は、痛みのあまり涙目になりながら、頭を抱えた。





「何やってるんだいあんたは。」





あとから駆け付けてきたフランテも呆れているようだった。






その時だった。











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