悪魔の彼









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「やっぱり大袈裟だわ、母様」




「大丈夫よ。それに今日は何億の天使、妖精、悪魔達が集まるのよ?」






「そ、そうだけど……」






私とニアは純白の美しいドレスを身に纏い、今王宮で1番広いバルコニーにいた。




そこは、世界に大々的に何かを公表するときに使うバルコニーだった。



あの私達の告白から、5日がたっていた。

あれからアイリウスとニアは、どうせなら二人の交際も発表しようと秘密で計画を進めていたのだ。



貴族と呼ばれる人達が従兄弟や義兄弟で結婚するのは、この世界では珍しくないのも記憶が戻った今ではわかる気もしたが……




やはり違和感があった。



確かに私は記憶を取り戻した


でも、今まで人として過ごしてきた記憶がなくなったわけではないのだ









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