素敵な上司とキュートな部下
試飲の熱いお茶を戴き、店を出たところで大輔は不意に立ち止まった。そして、ポケットから黒いスマホを取り出した。
「記念に1枚いいですか?」
「何を?」
「写メです。ツーショットの」
「ああ……いいけど?」
「やった! ちょっと待ってくださいね?」
大輔は下を向いてスマホを操作し、「これでよしと……」と呟き、スマホを前に突き出すように構え、加奈子の肩を抱いた。
「ちょ……」
「ニコッと笑ってください」
「う、うん」
「じゃあ、撮りますよ? せーの……」
ガシャ
「うまく撮れたかなあ」
大輔は今撮った写メを確認し、
「おお、バッチリです。ね?」
と言って加奈子にも見せた。それを見ると、顔を寄せ合い、ニッコリ微笑む加奈子と大輔が写っていた。
まるで恋人同士で撮ったような写メであったが、加奈子にはもうひとつ気になる事があった。それは、加奈子の肩を抱いたままの大輔の手と、近過ぎる大輔との距離だ。
「記念に1枚いいですか?」
「何を?」
「写メです。ツーショットの」
「ああ……いいけど?」
「やった! ちょっと待ってくださいね?」
大輔は下を向いてスマホを操作し、「これでよしと……」と呟き、スマホを前に突き出すように構え、加奈子の肩を抱いた。
「ちょ……」
「ニコッと笑ってください」
「う、うん」
「じゃあ、撮りますよ? せーの……」
ガシャ
「うまく撮れたかなあ」
大輔は今撮った写メを確認し、
「おお、バッチリです。ね?」
と言って加奈子にも見せた。それを見ると、顔を寄せ合い、ニッコリ微笑む加奈子と大輔が写っていた。
まるで恋人同士で撮ったような写メであったが、加奈子にはもうひとつ気になる事があった。それは、加奈子の肩を抱いたままの大輔の手と、近過ぎる大輔との距離だ。