『一生のお願い、聞いてよ。』





真央は、そのあと何も言わずにただあたしの目をじっと見た。


「…………」

真央『…………』

「…………」

真央『…ごめん』

「え?なにが?」

真央『すっげーいいこと言ってやろう!と思ったけど言葉思い付かなかった(笑)』

「なにそれ(笑)ばかじゃないの(笑)」



真央のおばかに癒され、少し気持ちが楽になった気がした。



真央はお昼ご飯を一緒に食べて家に帰った。


そのあとも、りょうくんから連絡はこなかった。


気付くと外はもう真っ暗。


寂しさ、悲しさ、そんなものを通り越して、怒りが込み上げてきた。


(連絡のひとつもなし?!意味分かんない!何が気にくわなかったのよ!意味不明すぎてムカつくんだけど!!)


あたしは心の中でぎゃーぎゃーと叫び怒りをぶちまけ、無言でひたすら枕を殴っていた。



それから3日、りょうくんから連絡はなかった。




(あれからだいぶたつんですけどー。いつまでシカトするつもり?なめてんの?え?なめてんの?)


イライライライラして、あたしはタバコを吸いながら外に出た。


特に宛もなくイライラを落ち着かせるためになんとなく歩いた。




曲がり角を曲がると、人にぶつかった。



「いって!」

?『…った!』



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