永遠の幸せを
「気分はどうだ?ご飯食べられるか?」



「ママは?」


「…仕事で名古屋だ」



「・・・」



新は身体を起こして、布団をギュッと握り締める。




「…食事の前に…バイタルチェックだ」


俺は新の右脇に電子体温計を挟む。



「今日1日…入院して…明日はウチに来い」



「…でも…ママの嫌いなおねぇちゃんが居るんでしょ?」


潤子のヤツ…新にまで余計なコトを。

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