3秒小説
ひゃくよんじゅうきゅう


「部屋の電気をつけっぱなしにして寝たら、だめだよう」


目覚めると、全然知らないおじさんがベッドに寝るわたしを見下ろしていた。


おじさんは、「だめだよう」と言いながら、手に持っていた野菜の皮むき器をわたしの額に押し当てた。




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