3秒小説
にひゃくさんじゅうなな


退屈な休日の夜、ケータイに着信があった。電話に出ると、機械的な声で、


「あなたのヒマを、つぶしてあげます」


と言われた。


急に、何かが後ろに立った。


振り向いて、わたしは絶叫した。全然ヒマじゃなくなった。




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