3秒小説
にひゃくななじゅうさん


友達の家の壁には、たくさんの穴が開いていた。なんでも、ゲメがいるのだという。噛みつかれるから気をつけてねと友達に言われた。時々穴から、ぺっとちぎれた人の指が吐き出される。



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