3秒小説
よんひゃくにじゅうに


幼い頃から、顔がブサイクという理由でいじめられていた。


なので、わたしは「顔削ぎ屋」へ行った。


顔の肉を、削いでもらった。


次の日から、わたしは「かわいそうな子」として扱われるようになり、誰にもいじめられなくなった。


顔削ぎ屋さん、ありがとう。



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