3秒小説
ろっぴゃくにじゅうはち


窓の外にがびぜろ様がいる。


「がびぜろ様ごめんなさいがびぜろ様ごめんなさいがびぜろ様ごめんなさい!」


わたしは必死で床に額をこすりつける。


頭を下げなかった彼が、両目をえぐりとられて、横でのたうちまわっている。




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