MEMORY-君と過ごした夏-
「…ッなによそれ!!」
驚いたような顔で私を見るシロ。
私は怒りをおさえきれずに、シロを睨んだ。
「馬鹿にするのもいい加減にして!!
そんなお節介…必要ないわよ!!
最っ低!!」
声の限りに叫んで、走る。
後ろでシロが私の名前を呼んだ。
でも私は、振り向かずに走り続けた。
―――本当は、
シロが、私に会いたいって…
そう思ったから、呼んだのかな、とか…
そんな都合のいいこと、考えてた。
…でも…