んな口約束より確固たるモノを
アヤのお姉さんに誘われてティータイムを楽しむことになったあたしたち。
女だらけのティータイムに龍矢は居心地が悪そうで。
「アリスのお姉ちゃん、おトイレ……」
「え?あ、確かあっちよね。連れて行ってくるね?」
ドリンクを取りに行っているアヤのお姉さんに一言声をかけ、あたしは娘さんをトイレに連れて行った。
「アリスのお姉ちゃん、わたし、お名前まだ言ってなかった!!」
重大なことを思い出したとでも言うように、顔を真っ青にする娘さん。
これだから子供って可愛いのよね。
「お名前は?」
「ひかり保育園さくら組、仁科[にしな]ゆづき、3歳だよ」
ゆづきちゃんはお母さん、アヤに良く似た、聡明で可愛らしいお子様だった。