んな口約束より確固たるモノを
~龍矢side~
長い。
途轍もなく長い。
たかだか3歳の子供1人、トイレに連れて行くだけでこんなにもかかるモノなのだろうか?
アヤのお姉さんはただひたすらソフトドリンクを煽っていて(酒じゃないですよ?)、その指はスマホのスクリーンを綺麗に滑る。
「ねぇ、龍矢くん。あなた、アリスをどうするつもり?」
アヤとは正反対の女らしい話口調で聞かれて、俺は返答に困り果てた。
「アリスはああ見えてまだまだ子供でしょう?そのくせ床関係はやけに誘い上手、その上無自覚、ってとこでしょ」
「な、んでそれを?」
ついさっき知り合ったばっかりの美珠の性格を言い当てられて、俺はまた困り果てた。
「あたし、占術の心得があるのよ」