俺様男子とラブ同居
「懐かしいよね、ブランコ♪子供の時…よく2人で乗ったよね?」

「そうだな」

「慶太と初めて会った日も…公園で、ブランコ乗ったよね〜」

「そうだっけ?」


よく覚えてんな。




「楽しかったなぁ…」

「・・・」


ボソッと言う歩夢。

俺はそんな歩夢の横顔を、見つめた…





「はい!次はすべり台♪」

「は!?」


すると、また急に立ち上がり、今度はすべり台へ行く歩夢。

子供みたいに、すべり台を滑って楽しそうな歩夢。


歩夢は、小学校の校庭にある遊具をひと通り遊び、俺は振り回されて疲れきった(汗)





「おだんご♡」


最後にたどり着いたのは砂場。

歩夢は、手を泥だらけにして、水が入った砂で団子をつくっている。




「もーその辺にすれば(汗)?」

「うるさーいっ」


ぼふっ



歩夢が、泥団子を俺の足元に投げ付けた。


酔っぱらってるやつに、なに言っても無駄か(汗)


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