俺様男子とラブ同居
歩夢side



夕方

もう日も暮れそうな時間帯。


彩んちに泊まって、結局こんな時間まで彩とおしゃべりしちゃったよ…

ま、夏休みだし…いっか(笑)



大きめのバックに肩にかけ、肌に張り付く汗を手で拭う。



慶太…あのあと、家に帰ったのかな?

『家帰って寝る』なんて言ってたせどさ……



帰り道

考えるのは、慶太のことばかり…






………



ガチャ



「ただいま」


1日ぶりに、家に帰宅。




「おかえり、遅かったわね。ずっと、彩ちゃんちにいたの?」


玄関でビーチサンダルを脱いでいると、お母さんがリビングから出てきた。




「…うん。お昼まで寝て、それからずっと喋ってた」


夜中、慶太たちと外にいたことは、お母さんには内緒(笑)





「あら〜彩ちゃんのお母さんに、今度お礼しなくちゃ…」
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