俺様男子とラブ同居
「そうなんですか」


貴斗先輩も、幼馴染みいたんだ。

しかも生まれた時からなんて…私と慶太より長い。




「友達家族と、ハワイ行ってたって言ったじゃん?あれは恵美の家族と行ったんだ」

「…!」


そっか。

先輩、確かにそう言ってた。




先輩と会話をしていた時…



「っ!」


先輩の幼馴染みの恵美さんと、一瞬だけ目があった。


……というか・・今、睨まれた私?




・・・・(汗)


なんか、こわいかも。



でも、私わかった気がする…

昔から勉強出来なかったけど、こういう勘は鋭いんだよね、私…



多分、恵美さん…

貴斗先輩のこと好きなんだよね……




「貴斗。順番回ってきたよ…」


順番が回ってきた恵美さんが、貴斗先輩に声をかけた。




「ああ。俺レモンね!悪いけど、買っといて」

「・・・・」


先輩がそう言うと、恵美さんは何も言わずに、少しムスッとしたあと、かき氷屋さんの店主に注文をしていた。
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