車椅子から見える愛

予約の日。


私と主人とかりんの3人で主人の運転する車で六甲山に向かった。


六甲山は2回目だが、研究室がある場所がわかりづらい。


途中のスタンドで聞くと、看板がありますよと言われた。


山の上の細い横道のところに小さな看板があった。わかりづらい。


午前中は検査のような、かりんの能力がいまどのくらいなのか?ということを調べるということだった。


それが済むと昼食。
そこは知的障害者施設と隣接しており、施設に入所している人が昼食を作ってくれるのだ。


フレンチに近いようなものだった。
それは入所の人がレストランで働けるように、職業訓練のために修行している、みたいなことを研究室の人は言った。


なんだかよく味がわからず、お腹いっぱいになり、その後にデザートとしてイチゴのショートケーキが出されたけど


「もう、お腹いっぱいなので、食べれません!」
思わず無口な主人がそう言ったのでおかしかった。


私はデザートを楽しみにしていたので、ちょっと不満だったが(笑)
でも確かにお腹いっぱいだった。


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