車椅子から見える愛
ドーマン法は断念することになったけど、R病院の小児科と整形外科には通わなくてはいけない。
入院していたときに知り合ったお母さんからの情報で、障がい者手帳の申請をした方がいいと聞く。
療育手帳はすでに作っていたけど、これが何に必要なのかわからなかったので、障がい者手帳も別に作りたいとも思わなかったのだけど。
あの頃の気持ちは、一言では言えないと思う。複雑だったし、今でもかりんが障がい者でほんとにほんとに良かったと思えるのか?と聞かれれば、絶対に良かった!などとは言えないのである。
我が子を可愛いと思う気持ちと、障がい者であるということを受け入れる気持ちは同じではないのだ。
それに、かりんはかりんであり、障がい者という名前ではないという抵抗もあった。
てんかんという病気になり、治療はしたけれど、麻痺が残るなどと言われた時期、これから、かりんはどうなるのだろう?そんな気持ちだったのだ。