はやく俺を、好きになれ。
何だよその羨ましいシチュエーション!本来ならそこは俺の立場だったのによ…!


怒りと真優がビキニだったことの驚き、そしてそれを見れなかったことの哀しみから、心がぐちゃぐちゃになった。


ゴツン!と正気を取り戻すために机に額をぶつける。



「ぶふ…っ!ば、馬鹿でしょ!」



隣では葉が爆笑してるが気にしねえ。いまはマジで可笑しくなりそうだったからだ。真優のポロリを想像する不埒な自分への戒めだ。
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