空色ホイッスル
「じゃあ、次は噴出花火しよっか!火を付けるから芽衣は下がってて」
砂浜に花火を置いて火を付ける一ノ瀬くん。
そんな彼に向かって気を付けてねと一言を声を掛けた。
それからすぐに花火の筒から火花が噴水のように吹き上がってきた。
「すごいきれい!花火大会も今年は合宿と被ってたから見れないと思ったのに……
今日見れて本当に良かった」
「俺もこれが今年初だな。今までちゃんと見なかったから変な感じがする」
その後も一ノ瀬くんは文句1つ言わずに火をつけたり、花火から離れての繰り返しをしてくれた。
打ち上げ花火も空に向かってぐーんと高く飛んで行ってバンッと大きな音を立てて
花火大会の大きいのに比べたら全然小さいけれど、それでもきれいでずっと2人で見ていたかった。