空色ホイッスル
一ノ瀬くんは笑うだけで全然しゃべらないし。
何かしゃべってくれないと私も楽しくできない。
あ!あの謎の答えが聞きたい!
「一ノ瀬くん!ポジションの謎教えて!!」
合宿中に本当は聞こうと思ってたけど、聞きそびれちゃったてたし。
今なら答えてくれるかな?
「え?まだ芽衣そのこと覚えてたの?てっきりもう忘れてたと思ってたのに!」
「忘れてないよ!ずっと気になってたもん!」
一ノ瀬くんの方を向きなおして言った瞬間、ポツっと線香花火の火玉が落ちた。
「あー!落ちちゃった!」
結構長く行ってたと思ったのに。
もっと慎重に動くんだった。