空色ホイッスル
「それに、蒼井高校にはあの練習試合で負けたけど
前回の大会の3-1の結果に比べたら2-1で敵のゴールだって前よりは抑えられるようになったし
相手が攻めてきてたって、俺たちも絶対守りにならないで、攻め続けた。
だから俺たちは大きな進歩は感じられないけど、それでも日々少しずつ
確実に俺たちは伸びてきていると思う。
それを信じて、今回はベスト4という少し大きい目標だけど頑張ってみないか?
俺たちの目標が高くてもきっと先生はそれに向けた練習に変えて、辛くても試合までにもっともっと強くさせてくれるから。
なっ?だからさみんなでベスト4を掴み取ろうよ!」
部長はハキハキとした大きな声で必死にみんなに伝えた。
私は心の中で目標が1つになることを願って、みんなの表情を1人1人見つめていた。