空色ホイッスル
そして……。
「俺は今の部長の言葉で変わった。
ベスト4を目指したい」
と祐ちゃんの言葉を筆頭に「俺も!」「俺も!」という声がたくさん出てきた。
みんなが言った後に、視線は副部長に向けられた。
「……部長に負けた。
俺も最後まで部長に着いていく」
副部長はそう言って笑顔を浮かべた。
すると、部員から歓声が湧き上がった。
ベスト8の目標はその上のベスト4の目標に負けた。
こうして私たち、咲坂高校の冬の大会は
“県ベスト4”をみんなで目指すことに決めた。
間宮先生は部員をみつめているだけで何も言わなかったけど、満足した表情をしているように私には見えた。