君の存在が笑顔になる
「早くって急ぐものじゃないだろ?」


「だって、今日が終わってしまうよ?」


刻々と時間を進めていく四角い壁時計を指差した。


今日にこだわっていたのは千太郎のほうだ。


「本当だ、よし!急ぐか?」


すぐに唇が重なる。

いつもの軽いキスではなくて、深い深いキス。

愛情が注がれている気分だ。


私もしっかり応えて、愛情を注ぎ返す。

好きが溢れる。


目を合わせながら1つに重なった時、大人っぽく見えた千太郎に微笑んだ。

千太郎も優しく微笑む。



これかもきっと君の隣りで笑顔でいられる。

どんな時だって、思いは1つ。


「愛してる」


-end-





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