武士道セブンティーン!!



グヮン……


「うっ、わ!」

足元が揺れる。

一応あたしは、立っていたらしい。


体から感覚が失われていく。

足元から消えていくような。


いきなりふにゃふにゃしだした感覚に、戸惑う。


『ミヤモト、マサキ』



『そなたは、選ばれた』




失われていく感覚と、朦朧とする意識のなか。


最後に聞こえたのは、見に覚えのないことだった。





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