二重人格神様~金と碧の王~



「なら、部屋は別にしない。絶対に」


「…海鈴さん…」


でも、あの彼のこともあるし…


「…」


つい、黙りこむと、海鈴さんは、身体をはなしそのままベッドに向かうと乱暴に私を押し倒し、腕を抑えながら、上にのる。


髪の毛が頬にふれる。


昨日は、いやだったのに。今は嫌じゃない。それは、海鈴さんだからで…


「…かい、んっ」


"海鈴さん"と、名前を呼ぶまえに、触れるだけのキスが数回、落ちてくる。


< 41 / 513 >

この作品をシェア

pagetop