二重人格神様~金と碧の王~
「おはようございます。いのり様。朝食の準備が…って、いのり様!?」
ベッドから、落ち、頭を撫でる私にアレスは慌てて近寄った。
「だ、大丈夫ですか!?す、すみません…いきなりドア開けてしまって!」
「あ、イヤ…だ、大丈夫です」
いたい、私、なにをしているんだろう。
苦笑いをする私にアレスはホッと肩をなでおろす。
「それは、良かったです。あ、朝食の準備が出来ましたので、御越しくださいませ」
「え?あ、は、はい」
そうだ、余韻にひたっている場合ではなかった。
「わかりました。すぐ、行きます」
そう、アレスにニコリと笑いながら言うと彼は私を見つめ首を傾げる。
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