好きなんて言えないよ。
え…?


間々原君に梨恋ちゃんが紺野君の事好きなのばれてるの?



私は何も言わず目を丸くして間々原君を見つめた。



いや、これじゃぁ、そうですって言ってるようなもんじゃんっ!



だめだ、この態度だとバレる…!



「なんのことなのかなぁ…?」



いや、これもそうですって言ってるようなもんじゃないか、私。



間々原君笑ってるし…!



「ふたりともわかりやすっ!(笑)」



うわぁぁぁぁ。は、はずかしい〜!



「それで逢瀬は帰らないのか。よし、俺も逢瀬に付き合おう、本屋行くか」



あれ、なぜか乗り切りな間々原君はあたしの話なんて聞かずに本屋の方へ歩き出した。



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