好きなんて言えないよ。
その時初めて私と恋梨ちゃんは本当の意味の友達になった気がした。
「それとね、一つ報告があるの。私ね、紺野君に夏休み振られたんだ」
…え?紺野君と会ったの?
というか告白したっていうこと…だよね?
「そうだったんだ…」
「だからねっ、もういいんだ!私吹っ切れたから!」
恋梨ちゃんはそう言ってガッツポーズをしている。
恋梨ちゃんがいいと思うなら私は何も言わないし言えない。
だって恋梨ちゃんが決めたことだから。
「十和は告白しないの?」
「…えっ。出来ないし言えない」
これが本音。
告白するのが怖くて好きなんて言えなくて…。
この気持ちを紺野君に伝えることは一生ないんだろうなって思う。
「そっか…。もう私のことは気にしなくてもいからねっ!」
恋梨ちゃん。ありがとう。
私たちはそんな会話を交わし、体育館へも戻って行った。
「それとね、一つ報告があるの。私ね、紺野君に夏休み振られたんだ」
…え?紺野君と会ったの?
というか告白したっていうこと…だよね?
「そうだったんだ…」
「だからねっ、もういいんだ!私吹っ切れたから!」
恋梨ちゃんはそう言ってガッツポーズをしている。
恋梨ちゃんがいいと思うなら私は何も言わないし言えない。
だって恋梨ちゃんが決めたことだから。
「十和は告白しないの?」
「…えっ。出来ないし言えない」
これが本音。
告白するのが怖くて好きなんて言えなくて…。
この気持ちを紺野君に伝えることは一生ないんだろうなって思う。
「そっか…。もう私のことは気にしなくてもいからねっ!」
恋梨ちゃん。ありがとう。
私たちはそんな会話を交わし、体育館へも戻って行った。