好きなんて言えないよ。
「あ、うん」



やばい、もし紺野君が梨恋ちゃんの事、好きだったらあたし耐えられないかも。



「もう暗いな」



紺野君が外を見ながらボソッと言った。



外は既に暗くなっていた。




「早く帰らないと」



最近は変質者が多いと聞くし、ちゃっちゃと帰ろーと♪




「逢瀬って家○○○町だよな?」




「え?うん。だけど…」



「よしっ、また一緒に帰るか!」



またまたためらいなく紺野君がそう言った。



えぇ!?



また一緒に帰れるの!?





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