恐怖短編集
デートの時間はお店が終ってすぐ。


いつも来るお客さんだから、両親にも隠さずにそれを伝えていた。


もし、本当に付き合うことが出来たら?


そう考えると、心臓がいつもの三倍の速さで動き、私の呼吸を荒くさせる。


「ないない、あり得ないから!」


どんどん欲張りになる私の妄想を、そう言って掻き消した。
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