恐怖短編集
☆☆☆
「どうなってんだよ」
茂は大きく息を付き、その場に倒れこんでしまった。
孝もその後からついてきて、大粒の汗を滲ませている。
二人は東夜をほっておいて歩き出したのはいいが、どこをどう歩いてみても、結局最初の病院へと戻ってきてしまうのだ。
やけになった茂はその辺の無茶苦茶に走り回り、無駄な体力を使ってしまった。
「ぜってぇ何かあるんだよ」
孝は呼吸を正しながら、病院を見上げた。
「何かって何だよ」
イライラしたような茂の口調。
孝はそんな茂を見ていて、何かおかしいと感じていた。
この病院が現れてから、どこかそわそわしているし、森から出られないことではなく、病院の事ばかりを気にしているのだ。
「どうなってんだよ」
茂は大きく息を付き、その場に倒れこんでしまった。
孝もその後からついてきて、大粒の汗を滲ませている。
二人は東夜をほっておいて歩き出したのはいいが、どこをどう歩いてみても、結局最初の病院へと戻ってきてしまうのだ。
やけになった茂はその辺の無茶苦茶に走り回り、無駄な体力を使ってしまった。
「ぜってぇ何かあるんだよ」
孝は呼吸を正しながら、病院を見上げた。
「何かって何だよ」
イライラしたような茂の口調。
孝はそんな茂を見ていて、何かおかしいと感じていた。
この病院が現れてから、どこかそわそわしているし、森から出られないことではなく、病院の事ばかりを気にしているのだ。