恐怖短編集
「加瀬さん」
夜景を見ながら、私は祐樹の手に自分の手を重ねた。
普通、こういうことは男からするものだけど、もう演じるのは嫌だったから。
私に手を握られて、祐樹は一瞬驚いた表情になる。
それから
「あ~、やっぱり無理だ」
と、声を上げる。
「無理無理。夏海ちゃんを妹だと思うなんて、無理」
「え?」
「こんな可愛い子目の前にして、理性保てると思う?」
夜景を見ながら、私は祐樹の手に自分の手を重ねた。
普通、こういうことは男からするものだけど、もう演じるのは嫌だったから。
私に手を握られて、祐樹は一瞬驚いた表情になる。
それから
「あ~、やっぱり無理だ」
と、声を上げる。
「無理無理。夏海ちゃんを妹だと思うなんて、無理」
「え?」
「こんな可愛い子目の前にして、理性保てると思う?」