Extreme city
シルヴァは思わず目を背ける。

…いいものではない、人が傷つく姿を見るのは。

こんな思いをしてまで戦いに明け暮れる不動の気が知れない。

それでも。

「あ、貴方が改心するのならば…もっと痛めつけてあげます」

シルヴァの銀竜の脚が、マットに大の字になったままの不動の体を踏みつける!

「あがあぁぁぁあぁ…!」

ミシミシと軋む音。

巨体がシルヴァの脚一本に重量を集中させ、その脚の下の不動に圧し掛かる。

骨格そのものが破壊されそうな凄まじい圧力…!

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