【短編】メガネのあいつ
「あとそれから、呼び捨てで呼ばないでって言ってるでしょ。」
カレにも呼び捨てで名前呼ばれたことないのに。
「あいす、そんな照れんなって!かわいいぞっ」
う゛わー
やばい鳥肌やばい!
竹下はキモいことを言ったあと、私の髪に手を伸ばしてきた。
私の自慢の明るい栗色の髪。実は地毛だ。
やだ、キモい!触らないでよっ!
竹下が私の髪を少し触れた瞬間…
グイッ
誰かに引っ張られ、唇になにか柔らかくて温かいものが一瞬触れた。