みどり姫
□『みどり姫』設定資料集
アザルディーン11ヶ国①

◎ダラ・スーチェア
 アザルディーン第二の版図を誇る大国。別名『北の剣』。王都はチェチェリア。
 豊かな穀倉地帯と沢山の良港を有する。
 主食は色々なものを入れて煮た米。食料は基本的に自給自足。
 香辛料の類のみ他大陸から輸入(香辛料の輸入についてはアザルディーン大陸総てにおいていえる)
 男性は、民草は夏、膝丈までのズボンにサンダル、上にシャツ。麻が多い。
 貴族王族の男性は踝までのズボンにサンダル、上にシャツにリボン。絹が多い。
 冬は身分に関わらずくるぶしまでのズボンに長靴。ただし、民草は毛織物を愛用するが、貴族王族は絹が多い。室内が十分暖かいからだ。外に出るときは毛皮をまとう。
 また身分に関わらず男性の髪は鎖骨まで。髪を解いたまま、もしくは一つくくりにしてあるのは独身の証。三つ編みに編んであるのは既婚の証。
 女性は、民草は夏、脹脛までのスカートにサンダル。上にブラウス。冬は脹脛までのスカートに靴下、足首までのブーツ。髪は十六歳までは伸ばしっぱなしだが、成人の儀を済ませる十七歳になると結い上げる。
 王族貴族の女性は、婚姻までは胸元高く帯を結い上げたその帯を、身体の真正面で結ぶ。婚姻後は帯を背中で結ぶ。
 衣装は日に二回着替える。朝に着る衣装は夏場でも肘まで、襟は首筋~鎖骨が見えるまで。スカートは何枚か重ね穿いてスリットからちらちらと覗かせる。十五時~十六時ごろから着替える衣装は露出度アップ。胸元深くくられたドレスや、肩や二の腕が露出したドレスなど。スカートは一枚でも良いし、朝の衣装のように重ね穿いても良い。大抵の者はスカート一枚とペチコート一枚で済ませる。
 主な輸入品は香辛料、毛糸、茶
 輸出品は米、スーリエル・レース、紙、魚。
 十八歳から二十歳まで徴兵制度がある。男子のみ。
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