年上の彼女【短編】
あやは俯き気味に、俺の手をボーっとして見てる。



え…



もしや、フラれる?



口を開く様子もないあやに、俺の心は不安でいっぱいだ。







「あや?」







恐る恐る呼び掛けた。






そしたらあやは顔を上げて、俺の手を握り返したんだ。







そして一言、







「うん。」




う…うん!?




「うん、って…付き合ってくれんの!?」



「うん!」





マジ!!?



マジだぁ~!!!



あやを見たらすごい笑顔。



そのクシャっとした笑顔もマジ好き//





「マジ?//すげぇ嬉しいんだけど!!」





ダメかと思ったじゃん…


あや、絶対幸せにするから!!


つか俺すげぇ幸せなんだけど//







でも、付き合う…ってことは…





「あや、さっきの続きしよっか?」



「ふぇ!?」





何その返事!!
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