【短】SKIP!!
◆透哉SIDE◆


俺の好きな水上コーヒーカップ的なものに


亜澄を連れてった。


っていうか、ちょっと亜澄不機嫌?


俺なんかしたーッ!??


嫌われちゃいましたかッ!??


夕方になってきて空が綺麗だ。


この乗り物はどこに行くか分からなくって


なんか楽しい♪


でも今は亜澄が暗くってプチブルー・・・。


乗ってる人が少なくってすぐ乗れた。


ときどきこの乗り物はストップする。


でもこの2人っきりの時間を作りたくって


俺は亜澄をコレに誘った。


ちょうど岩陰でストップした。


「亜澄?怒ってる?」


「怒ってないよ?」


でもちょっと機嫌悪くない?


「何でもないからッ!」


亜澄は強がるように言ってそっぽを向く。


よしよしと俺は頭を撫でた。


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